ル・コルビュジエ建築探訪その1 | Villa Savoye

日本から来た友人たちと、ル・コルビュジエのVilla Savoyeを訪問。

パリからサヴォア邸の最寄り駅Poissyまでは、郊外線RERのA線で30-40分ほど(スムーズにいけば)。我々の乗った電車には何かのトラブルがあったらしく、3つ手前のSartrouville駅で全員が降車させられ、次の電車までの待ち時間が15分ほどあった。パリ郊外線にはよくあることなので私は慣れているけれど、初めてパリに来てこれだとびっくりするだろうな。郊外だからアナウンスもフランス語だけだし。

Poissy駅からは50番のバスに乗る。駅前広場で最初に目についたバス停で私が路線図を確認しているあいだ、地元住民らしき老婦人が友人に話しかけて、「コルビュジエならあっちのバス停」だと教えてくれた。
この辺鄙な場所にやってくるアジア人は、コルビュジエ建築目当てだと有名なのだろうな。親切なご婦人のおかげで、正しいバスに乗ることができた。

さすがユネスコ世界遺産(2016年登録)、平日の午前中だというのに、訪問者がひっきりなしにやってくる。
風があって肌寒いながら素晴らしい晴天で、この建物の肝である風通しの良さ、明るさを堪能できた。

ドアノブとか戸棚のつまみとか、金具類がまた素敵でかわいいのだ。

12時半から13時半あたりまでは、ミュージアムショップ(めっちゃ小さいので店員1名で仕切る)が昼休憩で閉まるので、買い物をしたい人はお昼どきを避けるのがよい。

帰りはバスを待たず、駅まで20分ほど歩いた。晴れていたし、住宅地の下り坂なので静かで気持ち良い。お昼にサンドイッチでも買おうと思い、町の中心地でパン屋を探したのだが、見つけた店が全て定休日で困った(ちなみに火曜日)。Poissy駅舎外にあったパン屋だけが開いていたので、そこでパニーニを買って焼いてもらい、パリ行きの電車の中で食べた。