パリ9区(Av. Trudaine)のブロカント | 2019/04

半年も来ていなかったらしい、9区のブロカント(この道と交差するMartyrs通りの方には3月に来ている)。

前日の土曜日に来て何も買わずに帰ったのだけれど、やっぱりどうしても気になるものがあって、再訪。

こぐまのミーシャ!
レーニンの肖像画が飾られた、ロシア感バリバリのスタンドにて(夫が数年前にアフガンカジャケットを買ったところ)。

この腰つき、目があったら自然にこっちも笑顔になるお顔つき、控えめに言っても最高。

歴代オリンピックのマスコットキャラクターの中でも最も完成度が高く、人気絶大の、1980年モスクワオリンピックのミーシャ(ロシアがまだソビエト連邦で、世界が東西冷戦だった頃)。ピンバッジはいくつか持っているけれど、こんな大きな置物は初めて買った。

ああかわいい。超かわいい。


これだけ買ってさっさと帰ろうと思っていたのだけれど、Gの軍物スタンドで働くHが歩いているところに出くわし、「もちろん寄っていくでしょ」と言われたので、寄る。

前日には存在に気づかなかったタンクトップが、なかなか良いので購入。1950年代から1960年代の、フランス軍で採用されていた下着だ(洗濯したらすごい色落ちをした。2回目の洗濯でもめちゃくちゃ色落ちする)。

タグがかわいい。


さて、Gのところにも寄ったし、もう端っこまで見に行っちゃおうと、Tのスタンドへ。

この日は外気温が5度くらいしかなくて寒かった。女性が数人でにぎやかに品定めをしているニットが気になり、私もそこに加わる。

前週までになんども見ていたのだけれど、もう春だし、と買い控えていたニットを、買ってしまうくらい寒かった。

1949年のフランス陸軍のニット。96(胸囲cmがそのままサイズ表記)が最小サイズだったと思う。

色が良い。首回りの伸縮性がないなと思ったら、折ってかがってあることに気づいた。