パリ11区(Bd. Voltaire)のブロカント | 2018/09bis

前週末にも訪れているVoltaire大通りの、Charonne駅からNation駅に向かう側で開催されたブロカント。
道も同じなら、業者の顔ぶれもほぼ同じである。
bisとかいう苦しいタイトルのつけ方をするのは、これで2度目だ。

あまり見かけたことのない女性が、古い衣類やリネン類を売るスタンドに寄る。
ラックにかかった服を見ていると、「1895年から1915年ごろの仕立屋の倉庫から出てきたデッドストック品」だという。
100年間も倉庫で眠っていたので、倉庫焼けの目立つシミがたくさんあったのを、苦労して取り除いたそうだ。

ひと目で「これは!」と思った、シルクのスカート。
当時の女性はここまで短いスカートでは出かけなかったはずなので、部屋着というか、下着みたいなものだろうな(私は外で履いちゃうよ)。

さすがのデッドストック、裏地のしつけ糸が健在!
外すのがもったいない気がして、そのままにしている。
はて、下着にも裏地って付くもんだっけ?やっぱり外で履くスカートだったのか?だとしたら、ものすごく早めのアール・デコなデザインだったのか、それとも、これだけは1930年ごろの品物なのか。

もう1着は、3月に別のところで買ったブラウスに、とてもよく似た布地でできたブラウス。

これも半袖だし裾が短いし透け透けだし、部屋着なのではないか。
ボタンが小さくて上品。この刺繍の細かさ美しさと言ったら、ため息しか出ない。


紙ものディーラーDのところでは、1958年発行だというパリの地図を買う。
少し前から買おうと思いつつ、高いので躊躇していた品。

修正追記(2018/10/30):
これを売ってくれたD本人すらも忘れてしまったような勘ちがいをしていたらしい。
古いトロカデロ宮が健在(シャイヨー宮が未建造)なので、1934年以前の地図。
さらに、

Marcadet – Balagny駅(現在の13番線Guy Môquet駅)があるので、1912年以降。
La Motte-Picquet – Grenelle駅があるので、1913年11月以降。
Gare d’Orléans – Austerlitz駅があるので、1930年10月以降。
Saint – Sébastien駅があるので、1932年1月以前。
Reuilly – Diderot駅とChamps-Élysées – Clemenceau駅があるので、1931年5月以降。
Marcadet駅とPoissoniers駅が合併される前なので、1931年8月以前。

ということは、1931年の夏に作られた地図だ!
(ああスッキリした)

モニュメントてんこ盛りで可愛いので、やっぱり我慢できない。

セーヌ右岸の、この密度の高さ。

裏面には、ヴェルサイユ宮殿の地図が。

まるでラデュレのマカロンみたいなパステルカラーの色づかいが、昔の少女漫画っぽくてキュンキュンくるよ。