前週末にも訪れているVoltaire大通りの、Charonne駅からNation駅に向かう側で開催されたブロカント。
道も同じなら、業者の顔ぶれもほぼ同じである。
bisとかいう苦しいタイトルのつけ方をするのは、これで2度目だ。
あまり見かけたことのない女性が、古い衣類やリネン類を売るスタンドに入ってみた。
ラックにかかった服は、「1895年から1915年ごろの仕立屋の倉庫から出てきたデッドストック品」だという。100年間も倉庫で眠っていたので、倉庫焼けの目立つシミがたくさんあったのを、苦労して取り除いたそうだ。
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ひと目で「これは!」と思った、シルクのスカート。当時にしてはえらくモダンな短い丈だ。
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さすがのデッドストック、裏地のしつけ糸が健在!
外すのがもったいない気がして、そのままにしている。
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もう1着は、3月に別のところで買ったブラウスに、とてもよく似た布地でできたブラウス。
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半袖だし裾が短いし透け透けだし、下着か部屋着なのではないか。
ボタンが小さくて上品だ。そしてこの刺繍の細かさ美しさと言ったら。
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紙ものディーラーDのところでは、1958年発行だというパリの地図を買う。
少し前から買おうと思いつつ、高いので躊躇していた品。
修正追記(2018/10/30):
これを売ってくれたD本人すらも忘れてしまったような勘ちがいをしていたらしい。古いトロカデロ宮が健在(シャイヨー宮が未建造)なので、1934年以前の地図である。さらに、
Marcadet – Balagny駅(現在の13番線Guy Môquet駅)があるので、1912年以降。
La Motte-Picquet – Grenelle駅があるので、1913年11月以降。
Gare d’Orléans – Austerlitz駅があるので、1930年10月以降。
Saint – Sébastien駅があるので、1932年1月以前。
Reuilly – Diderot駅とChamps-Élysées – Clemenceau駅があるので、1931年5月以降。
Marcadet駅とPoissoniers駅が合併される前なので、1931年8月以前。
ということは、1931年の夏に作られた地図だ!
(ああスッキリした)
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パリの有名モニュメントがてんこ盛り。
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セーヌ右岸の、この密度の高さ。
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裏面はヴェルサイユ宮殿の地図だった。
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まるでラデュレのマカロンみたいなパステルカラーの色づかいが、昔の少女漫画っぽくてキュンキュンくる。