Courcelle-sur-Yvetteのブロカント | 2015/02

約2年半ぶりの訪問らしい、Courcelle-sur-Yvetteのブロカント。
週末に全ゾーン乗り放題になる定期券Navigoがあるので、今回は追加の交通費もかからず。

真冬だしプロの業者しか来ないし、期待値かなり低めで臨んだわりには、大収穫だった。

Créil & MontereauのJAPONシリーズの平皿を夫が見付けて教えてくれて(最近よく見つけてくれる)、2枚買い足し。これで平皿は合計5枚になった。

大きな楕円型のピューター皿。

なるべく古びて傷だらけの物が欲しくて、ここ数ヶ月ほうぼう探していた。
使われていたのは19世紀半ばあたりではないかと、売り主が言う。

銀メッキ製の取り分け用スプーン。もう何本目になるだろうか、取り分け用スプーンは。頭でっかちの姿が好きで、徐々に集まって来ている。

意匠から察するに、ナポレオン三世による第二帝政期の物?ゴージャスすぎない手彫りの細工が良い。

煤けたかのように真っ黒に酸化して、刻印も埋もれた姿だったのを、銀磨きで半時間ほど格闘して綺麗にした。

フランス国旗のブローチ。色々なブローチが並べられている中、国旗の物だけは特別に値が張った。1940年辺りまでの品だと言っていたかな。

楕円形の陶製テリーヌ型。1900年頃の物で、1つも欠けのない完璧な状態。

持ち手の素朴なデザイン、安定感もあって好感が持てる。色も「ザ・民藝」という趣きだ。

手作り感あふれるゆがんだ造形。

逆向きには決して蓋がはまらない(=すごくイビツ)ということに、帰宅してから気付いて狂喜した。作り手の癖が強く出ている造形物に弱い。

そして、なぜか非常に軽い。以前にLevalloisのブロカントで見つけたテリーヌ型は、これよりも小さいのに、ずっと重いのだ。

底面には謎の数字「27/4」と、細かい手作りの突起がある。