パリ15区(rue Saint-Charles)のブロカント | 2014/11

11月最初に訪れた、パリ15区のブロカント。

ホテルの厨房なんかで使われていたのではないかと思われる、楕円形の銀メッキ製容器。蓋もそろっていて、裏返せば2個目の容器として使える。

木製で金色に塗られた額。ガラス板は無い。白いパテ盛りではない、純粋に木彫りの額はめずらしいので、見つけたら買う。

匙部分の大きなスプーンは、2本それぞれを別のスタンドで買った。

右のは錫製、アール・デコ風の意匠から、1930年頃のものと推測。
左の真鍮&銀メッキ製の方は、アール・ヌーヴォー風味に見えるので、19世紀末生まれ?

真鍮の方の柄には鷲の意匠… ということは、19世紀半ばあたりの、ナポレオン三世時代の品である可能性も。

こちらはブロカントではなく、別のルートで最近入手したスプーン。Pelle à fraise(イチゴ用スプーン)との説明を受けたのだけれど、今回見つけた2本も、イチゴ用なのだろうか?19世紀、ナポレオン三世スタイルのデザイン。

こういう、ちょっと東洋趣味が入った植物モチーフが好きだ。