パリ10区(rue René-Boulanger)のブロカント | 2022/09

レピュビュリック駅の北側の10区でのブロカント。1年ぶりだ。ここではいつも結構いいものを見つけている。

ブロカントのあとで画材屋に寄る予定で、あまりゆっくり見ている時間はない。とりあえず友人Lのスタンドへ(その前にBのスタンドの前を通ったので挨拶だけした)。

とても好みの黄色の、細かいタオル編み地のスウェットがある。こういう青み寄りの黄色が大好きなんだ私は。「ドリスの黄色(Dries van Notenのお店の壁の色だから)」と勝手に命名して買い集めている。

1980s top

かろうじてまだなんとか読める素材タグには、コットン75%とナイロン25%の混紡とある。そういえばこれってたしかLが着ているのを見たことがあるような、いいなーと思ったやつだ。シミ抜きもうまくいって、ピカピカの状態に。袖口のリブが少し緩いので、これも直そうかな。

このスウェットだけ買ってしばらく座って喋っていたけれど、やっぱりどうしても気になって買わずにいられなくなったコート。

1980s Guy Laroche coat

スタンドに入ってすぐ見つけて、羽織ってみたときからめちゃくちゃ気に入っていたのだけれど、「これ以上アウターをどこにしまうところがあるんだ」と頭の中で真面目さんが諭すので、いったんはやめた。

2回目に羽織ってしまったが最後、もう脳内の真面目さんはどっかに消えて、お気楽さんが「買っちゃいなよ〜」と連呼するのみである。ええい!

深い紫色は、くノ一(女忍者)の仕事着のようでもある。

肩のディティール!それに織地の複雑なデザイン。

羽織りコートは1枚、ライトグレーのものを20年以上愛用しているのだが、このコートにはポケットがある。便利だよねポケットがあると、手袋とかティッシュとかを入れられる。

というわけで早足で現金を下ろしに行き、戻ってきて購入。

袖に織糸の飛び出た箇所がいくつかあったのは、適当に引き入れて何事もなかったかのようにキレイになった。