パリで一番好きなヴィンテージ服店の、1日限りのセールに行ってきた。
夜中の0時からネットショップでもセールが始まったのでひととおりチェックしたのだけれど、特に心を動かされるものはなかった。そりゃそうだ、心を動かされるものはすでに全部プロパーで買ってしまって、うちにあるんだもの。
実店舗にしか出さない品物もあると聞いていたので、行くしかない。
私が着いた時には先客が1人のみだったのが、ものの数分で3人ほどの入店があり、小さな店内はたちまちいっぱいになってしまった。
結局、初めてこの店の存在を知った時から気になっていたワンピースを買うことにした。
1980年代のFranck & Fils百貨店のオリジナルレーベル。
さすが高級住宅街16区のデパート、オリジナル商品に使う生地が上質(3月に買ったワンピースもいい生地だった)。
シルクの黒地にグリーンの水玉模様なのだけれど、近くでよく見ると、さらに透明に輝く水玉模様がランダムに散っているように見える。
もう1着ついでに買ったのは、Eléganceの白いシャツ。
このEléganceParisのロゴは、日本では今は化粧品ブランドとして認知されているようだけれど、もともとは服飾メーカーだったはず。
1990年代あたりまでは洋服も見かけた気がする… 洋服部門はどこに行っちゃったんだろう。
サイズ表記が46とあるけれど、実際には42くらい。ボタンが下まで開かない、不思議なデザイン。