3ヶ月ぶりの14区のブロカント。
友人Lが出店すると言っていたので顔を見に行った。
Lのスタンドに着いてすぐ、鮮やかな深い赤のブラウスが目に留まる。
近寄って手に取るとSaint Laurent rive gaucheのタグだった、もう掴んで離さない。それを見てLが、「やっぱり。これ絶対あなたのところに行くと思ってた!」と笑う。いや私も思ったよね、この服は私の到着を待っていたと。だってもう午後の2時過ぎだよ?誰も買わなかったのが奇跡。
古いミリタリーワークシャツ(M1895とか)がおそらく元ネタだ、このパターンは。袖の付け方、ギャザーの寄せ方、襟の形。生地と色の選択、幅広でキュッと細いカフスのデザインには、サンローランらしい美意識を感じる。
Saint Laurent rive gaucheのブラウスはもう1枚あったのだが、オレンジ系で似合わないから買わなかった。ボケの花みたいでかわいい柄だったんだけどな。