パリ10区(rue René-Boulanger)のブロカント | 2020/07 その2

前日と同じ10区のブロカントへ。

駅から出てわりとすぐのところに、日用品を売るスタンドがあった。
私の好きなアルミ製品が見えて、吸い寄せられる。

アルミ製ボックス

ところで我が家では13年使った冷蔵庫が半月前に壊れて、新しい冷蔵庫が配達されたばかり。中に仕切りがほとんどないデザインなので、開封後の中途半端なもの(使いかけのチョリソとかカレールウとか)を入れるボックスが欲しかった。うちにあるプラスチックの容器だとちょっと浅いし見た目もイマイチ。でもこのアルミの箱はいいじゃないか、とピンと来たのだ。1960年代とかそのあたりかな。


最近よく通っている、女性の衣類スタンドへ。
土曜日にも気になっていたジャンプスーツを、やっぱり買おうと思い立つ。

1980年代のリネン地ジャンプスーツ

珍しいリネン地の、長袖のジャンプスーツ。コウモリ袖の、いかにも1980年代なデザインだ。

ベルトのDカンはいいのだが、プラスチック製のボタンが安っぽく変色して気に入らないので、この撮影のあと、モンマルトルまで探しに行った。平たいメタルボタンに付け替えたらグンとカッコよくなった。


私のバッグを買ってくれたCの働くスタンドへも寄る。
数ヶ月前から(ロックダウン前から)気になっていたジャケットを、やっぱり買うことにした。だって誰にも売れていかないんだもん。

1980年代コットン地ジャケット

1980年代の服のデザインは、こういう一見ムダなディティールを盛って、勢いでカッコよく見せるところがいい。
おかげでアイロンかけるのがたいへんだった。


軍ものディーラーGのスタンドでは、1970年代のフランス軍のポリエステル地パンツを買う。

1970年代フランス軍サマーパンツ

熱帯地勤務用に採用された生地で、軽くて肌に張りつかず、乾燥も早い。

この日は、砂色のものばかりを買っていた。