パリ9区(rue de la Chaussée-d’Antin)のブロカント | 2018/10

ギャラリー・ラファイエットの裏側という、にぎやかな道沿いで開催されたブロカント。

紙ものディーラーのDに会ったとたん、「ちょっと飲み物(ロゼワイン)を買いに行くからスタンド見張っといて」と言われ、5分ほど店番をした。

ヴィンテージ服のLのところでは、彼女が自分用に買ったばかりの、ブラジルの銀細工のブローチを見せてもらった。
昔、彼女の母親から譲り受けて大切にしていたのに、数年後のある日「やっぱり返してくれ」と言われて、泣く泣く返却したという(そんなことって!)。
以来、いつか同じものを手に入れようと、ずっと探していたらしい。

なるほど、たしかに魅力的な細工のブローチだった。
横長の楕円の中に鳥が2羽、下辺にはフルーツの可動式チャームがぶら下がっていて、揺れると鈴が鳴る。

軍ものディーラーのTのスタンドで、Tの手がすくのを待っていた時。
前にも見たような覚えのあるライダースジャケットを、なんとなく試着してみようという気になる。

サイズはちょうど、自分で言うのもなんだが、超絶に似合う。
通り沿いのブティックの店員女性2名にも「すごく似合う!」と言われて、そんなの、もう買うしかないではないか。

ここ3年ほど、古いライダースジャケット(ベルト金具が前中央の、アメリカンスタイルの方)を探していた。
あまりに見つからないので、半年前くらいにはSchottの新品のOne Starを一瞬、買いそうになっていたのだ。

これぞ元祖のライダースジャケット、SchottのPerfectoである。

タグの左上に牛がいて、ブランド名表記がSchott N.Y.C.なので、1970年代後期モデル。
やっと手に入った!!!ライダースジャケット・クエストが、これにて終了!

帰宅してすぐにポケットを全部ひっくり返して掃除し、裏地にファブリーズを噴射。
翌日にはレザーにクリームを擦り込み、翌々日に乾拭きして、もういつでも着られる。
…のだけれど、あいにく夏日が戻ってきてしまい、着て外出できるのはもう少し先になりそうだ。

総重量1920gもある。さすが、身を守るための分厚いレザー。
着ているときはまだいいけれど、脱いで手に持つと、まるでダンベルを持っているかのような重さである。

Tのところでは、フランス海軍のタイトスカート(1999年採用のモデル)も入手。
7月14日の行進の時に女性兵士が履いている、あのかっこいい紺色のスカートである。デッドストックなので、裾がまつられていない。