パリ11区(Bd. Beaumarchais)のブロカント | 2024/03

5ヶ月ぶりの11区のBeaumarchais大通り。ここでは年に数回(各オーガナイザーによりそれぞれ1-2回ずつ)ブロカントが開催されるのだけれど、いつも良いものが見つかるので楽しみにしている。相性のいいブロカントっていうのがあるとしたら、まちがいなくここだ。

しかも、冬眠、じゃなくて冬季休暇から復帰するディーラーの初出店が、だいたいいつもこのブロカントなのだ。ひさしぶりに会える!

いつもメールでお知らせをくれるJのスタンドへ。さっそく、「1980年代にシンセサイザーの曲でキーボード担当が着ていそうなコート」を発見。20世紀のSF映画に出てくる宇宙船クルーの制服っぽいとも言われている、私の中では。なんならすでに、Jから買ったことがある。

でもベージュが似合わない人間なんだ、私は。あらためて鏡の前で、これがもしグレーだったら買ってたのにと撃沈する。

Jに「あのコートのデザインすっごくいいんだけど、色がさ〜」と言うと、「同じブランドの黒のジャンプスーツもあるよ、見た?」と。なんと、そんなのがあったのか!

Jがスタンドの奥のラックまでスタスタ行って持ち上げてくれたジャンプスーツを遠目に確認した瞬間、「買い!!!」というブザーが脳内に響いた。あんなのすぐ買うわ。

まあ一応、メジャーを取り出して上半身の長さが足りるかを計測(私的ツナギしぐさ。股上にたっぷり余裕がないと、座ることはおろか微妙なお辞儀もできず、直立不動でいることになる)した。OKである。

Georges Rechのウール地ジャンプスーツ。ポケットいっぱいで、袖口と足首の処理も超好みだ。

1980年代の前半かな、このタグの感じは。

帰宅してすぐにまずポケットをひっくり返してゴミ取り、それから全体をまるっと裏返して細かい縫い代を裏返しながらゴミ取り。最後に外表に戻し、さらにゴミ取り。これで1時間くらいかかる。

翌日にウール用洗剤で手洗い(ドライクリーニングしろと取り扱い表示には記載)。色落ちするのがわかっているのでモタモタせずにささっと洗って濯ぎ、夫の手も借りて2人がかりで限界まで絞る。最後に洗濯機でちょっと脱水し、干して1日かけて乾燥させたところで、やっと試着。

厚めの肩パッドが入っているせいもあるのだが、脚を入れたあと、上半身をすっぽり入れるまでがなかなかにタイト。そりゃそうだ、ツナギ構造の服は、大抵は前の開きが股下近くまであるものなのに、これはウエストで止まっているからね。片方ずつ肩を入れれば少し楽なことに気づき、そのようにしている。

まだ寒かったので、翌週末にさっそく着て出かけた。