パリ9区(rue des Martyrs)のブロカント | 2023/08

ふたたび2年近くも来ていなかった、9区のブロカント。隔年訪問したくなる催眠術にでもかかっているのか?

ここでも知っている顔の出店者はDだけ。春や冬に長い休暇を取っていたので、夏はパリでバリバリ仕事をするようだ。

博物画でいいなと思ったものを3つ選んだ。

玉虫のような形の昆虫のページと、貝殻のページ。

3番の線画が気になる。

なんだこの骨は!アニメのキャラっぽい!

恐竜かと思ったら、メガテリウムというらしい。日本語ではオオナマケモノ。全長5-6メートル、体重3-4トンもあったとか。それにしてもいい脚の骨だ、力強くて惚れ惚れする。

3点とも、出典はDictionnaire universel d’histoire naturelle(『自然史百科全書』になるのかな、日本語だと)。1847-49年の発行。

そして前から欲しかったこれもゲット!

サメ漁の絵、このお顔が可愛すぎてずっと忘れられなかった。紙がだいぶ黄ばんでいるけれど、それでもしみじみといい絵だ。

夫はアフリカのダホメ王国(1990年以降はベナン共和国)の古い地図を選び、私の選んだ4点もなぜか全部まとめて買ってくれた。いいねえ。