パリ20区(rue des Pyrénées)のブロカント | 2022/04

約1年弱ぶりの20区のブロカント。

友人のヴィンテージ服ディーラーたちがほぼ全員集合する感じだったので、いそいそと出かけて行った。まあまあ気温の低い、肌寒い日だった記憶。

最寄り駅を出て坂道を数十歩だけ下り、小さな広場に着く。まずは陽気なCとFの合同スタンドへ。
…と、いきなりものすごく好みの色の服が目に飛び込んできた!

1980年代Balmainレインコート

「ドリスの黄色」と私が勝手に心の中で呼んでいる、青みがかったクールな黄色(ドリス・ヴァン・ノッテンのロゴ背景の壁がこの色です)。

着てみたらサイズもぴったり。こんなの、ブロカントの神様に買えと言われている気しかしない。

1980年代のBalmainの品物で、モノグラムがダマスク織りになったレインコートだ。

形が少し70年代を引きずっている感じなので、80年代の最初の方だろうな。

もともとレインコートは大好きだし(軽い・カラフル・皺にならない・水濡れに強い)、最寄りのATMにフラフラと吸い寄せられてフラフラと戻ってきて購入した。

右ポケットが弱ってほつれていたので、これ以上ダメージが大きくならないように自分で補強した。

この黄色がね、ないんですよ。2年くらい探して、ワイドパンツは去年ゲット(ドリスのセールで)したけれど、アウターがまったく見つからなかったのだ。めでたくこれにて黄色アウターのクエストは終了。


広場から出て狭い歩道のスタンドを見ていたら、アルミ製の食器が見えた。

1950-70年代ごろのアルミ製キャンプ用品

アルミのお皿とかボウルとかがなぜか好きで、状態のいいのを見つけたら買わずにいられない。

1950-1970年代あたりのキャンプ用品っぽい。持ち手が取り外せてスタッキングできる鍋を2個と、平皿を1枚。

鍋は、深さのある器として使うつもり。