Michael Traceyのエメラルドグリーンのパンツ

3月のファッションウィーク開催に合わせて、いつもの女性ヴィンテージディーラー4人プラス招待ディーラー1人でポップアップストアをするという。

が、私はつい10日前のトラブルのショックを地味に引きずっていて、買い物っていう気分でもないんだよな… とか言いつつやっぱり行った(けっきょく行くんかい!)。招待ディーラーの5人目のセレクトを実際に見てみたいという気持ちが勝った。

会場は彼女たち4人も初めて借りる場所。駅からはめちゃくちゃ近いのだけれど、小道のやや奥まったところで、最初は見過ごして行きすぎてしまった。

中はまあまあ広く、壁沿いにラックがずらりと並んでいる。なかでも、某有名歌手の私服だったというソニア・リキエルの数着は、なかなか素敵だった。

特に買うものは無さそうだとホッとしていたら、手触りが異常に良いパンツに手が触れてハッとする。この感触は、もしや最盛期のアメリカ製のコットンでは…とタグを見たら、大当たり!

1980年代Michael Traceyパンツ

1980年代のパンツ、メイド・イン・USA。アメリカの綿は繊維が長くて新品でも超しなやかなのだが、ヴィンテージ品なのでより一層ふわふわになっている。最高。

Michael Traceyについての情報は少ないながら、アメリカの1980年代に人気だったメーカーのようだ。

この色のパンツ欲しかったんだよねーと思って買ったのだが、帰り道で突然に記憶が戻った。持ってるよすでに!

盛夏物なのですっかり忘れていた(汗)…
ツータックでテーパードだし形もほぼ同じでは。

まあ微妙に彩度がちがうし、生地が厚めでニットとのバランスもいいし、秋冬春の3シーズン着られるし、いいや。このMichael Traceyのパンツは、よっぽど私のところに来たかったんだろう。

ポケットや脇のほつれを4ヶ所ほど修理した。縫いやすい場所だったので助かった。