毎月恒例、ヘアカットついでのヴィンテージ服屋探索。
まあまあ肌寒くなっていたころで、明らかに夏物な品物が安くなっている気がした。
Lanvinの2009年春夏コレクション、シルク地トップが今回の収穫。
Alber Elbaz統括でノリに乗っていた頃のランヴァンが私は大好きで、持っているのは2009年のものが多い(もちろんキャリー品セールで買った)。
美しいアシンメトリーな袖に、片脇を細い紐で絞ってシルエットを変えられる自由さとか、最高じゃないか。
何よりもこの色!まるで神社の鳥居の朱赤だ。このトーンなら、鏡を見ずとも似合う自信がある。
裾にシールの粘着剤の跡のようなものがあるものの、洗濯で落とせる方に賭けた。
…けっきょく洗濯では完全には落ちなかったのだが、着て動いていればドレープで隠れて気にならない。
それに、自分が着るものだし別にいいのだ。私だって欠点だらけだし、洋服にだけ完璧を強いるなんておこがましい。
2000年代のシルクはさすがに手洗いでもさほど色落ちはせず、技術は日々進化しているのだなあと感心した(ふだん1980年代のシルク洗濯で手を真っ赤に染めたりしているからなおさら)。