月に1度のヘアカットに行くついでに、つい寄ってしまうヴィンテージ服屋がある。
このたび見つけたお宝は2点。
Nina Ricciのシルクブラウスなのだが、どうやら以前の持ち主によってカスタマイズされている。
裾にゴムが入り、肩がつまんで縫われ、袖が短くなっている。縫い方も糸目も明らかに粗いのでわかる。
おそらく元々は、長袖で裾が広がったブラウスだったのだろう。1980年代から1990年代ごろのフランス製。
が、このカスタマイズはなかなかセンスがいい。
一部ほつれているのと、全体に改変されているせいか意外に安かったし、今季の私はこの手の黄色に弱いのだ。
もう1着は、Yves Saint Laurent rive gaucheのシルク地トップ。
タグの数字から判断すると2006年なので、ステファノ・ピラーティがディレクションしていた時代だ。私は彼のデザインしていたYves Saint Laurentが、けっこう好きである。
後ろ身頃にごく小さな裂けが見つかったので、修理予定。いつもの独自の刺繍テクニックで。