Micmacのタオル地ジャケットと山吹色の手作りブラウス

ヴィンテージ服ディーラーAのショールームで、再びディーラーYを招いての販売イベントをすると聞いて行ってきた。

やっとショールームの場所も入り方も完全に覚えたのに、じきに引っ越してしまうのが残念である。

さて、初日の開店時刻に予約してはりきって参上したら、まだ2人とも品出しの真っ最中だった(しかも少しだけ早く着いてしまい申し訳ない)。


Aのセレクションから最初に着てみたのは、1980年代のPierre Cardinのリネン地ワンピース。

素敵だったのだが、何しろ紅白の太めストライプで、「はて、この姿には見覚えが…」と鏡の前でしばし考え、ひらめいた。くいだおれ太郎だ、大阪道頓堀の。リップも真っ赤なのを塗っていたし余計に。

これは他にいくらでも似合う人がいるだろうし、サイズもちょっとギリギリな気がしたので却下した。


ディーラーYのラックでは、南フランスで仕入れたばかりだというイタリア製のワンピースとシャツが秀逸だった。織地がどれも、とにかく素晴らしいの一言。

シャツはかなりタイトだったのであきらめ、ワンピースはどれも丈が短いのでうーん…と思っていたら、明るい色のブラウスがある。

1970年代後半ブラウス

山吹色の地に水色の花模様の生地の、手縫いのブラウス。時代は1970年代後半あたりかな。

胸元を紐で結ぶデザインで、袖はパフスリーブ。ドリス・ヴァン・ノッテンの昔のコレクションに、こういう模様の生地があったような気がする。


またAのラックに戻ってきて、タオル地のジャケットを着てみた。
軽くて着心地のいい、さすがSaint-Tropezのビーチで遊ぶおしゃれな人々をターゲットにしたブランドである。

1980年代後半Micmac St.Tropezタオル地ジャケット

MIC MACは南フランスのサン=トロペで1968年に開業した衣料店で、オーナーはGunter Sachs(ブリジット・バルドーと半年だけ結婚していたことがある富豪のプレイボーイ)だったらしい。登記上は「1986-1993年に存在した衣料メーカー」という情報を見つけたのだが、同名の別会社なのか、それとも登記されずに20年近く営業していたのか、謎である。

少なくとも20年くらいは存在したメーカーだったのだな。

ラスタカラーを思わせる色づかいの、陽気な軽い模様がいい。
白か黄色の長いスリップドレスの上に羽織ったらかっこいいだろうな、どっちも持っていないけれど。