大晦日の食事 | 2018

大晦日は自宅で2人での晩餐。
招待客の好みを気にせずに、自分たちが好きなものだけを用意して食べるのが楽しい。

シャンパーニュのグラスは、IittalaのAarneシリーズ(MoMAにも収蔵作品のある、Göran Hongellによる1948年のデザイン)。買ってから20年くらい経つような気がするけれど、今でも変わらずシャンパーニュグラスの最高傑作だと思う。

まずは、Maison Vérotのパテのパイ包み焼き。
Houdanというのを初めて買ってみた。豚肉とピスタチオの、とても品の良いパテ。もっと分厚く切ってもらえばよかった。

そして、帆立貝とフォアグラとコリアンダーのサモサ、マンゴーチャツネ添えを16個ドーンと!
使う機会があまりない、巨大なオクトゴナルの楕円皿に。2人サイズのテーブルに出すと、自分たちの取り皿を置く場所がないくらい大きい。レンズの視野にも収まらない。

焼き加減はオーブンを見張ってタイミングを計る。1年前に買った大きな網のおかげで、いつもよりもカリカリになった。
裏面をもう少しカリカリにするには、途中でひっくり返せばいいのだろうか?

季節外れのアスパラガスも。

そして、2度目の挑戦で予約購入に成功した、Cédric Groletの栗のビュッシュ。
初回訪問の際は、ケーキ売り切れ御免で閉まっていたのだ、15時過ぎに。
まず、素敵な箱に目眩がする。外側はマットな紙に大理石模様で、

内側はツヤツヤのゴールド。

薪の両端には、花びらのごときヘーゼルナッツのチップスが。とても冬らしいデザイン。

細く端正に絞られたクリームの内側には、キャラメル風味の極薄のチョコレート、ムース状の軽いマロンクリーム、中央には濃厚なマロンクリーム。底にはヘーゼルナッツのプラリネと煎った栗のビスキュイ、かすかに塩味が効いている。レモンのジュレがビスキュイのそばに隠れていて、この酸味がまた絶妙に官能的。上に載っているマロングラッセも完璧。
さすが、世界最優秀パティシエと称されるだけある、素晴らしくおいしい。言語脳が麻痺する。

これ、今までに食べたケーキの中で最高においしい。もう来年のクリスマスはここのにするし、誕生日のケーキもここで買うことに決定。パリに住んでいてよかった。