パリ3区(rue de Bretagne)のブロカント | 2024/01 その2

もうすでに3回も行ったというのに、新鮮な気分で土曜日にも再訪した3区のブロカント。続けて何度も通っても、なぜかいつも楽しめるのが蚤の市のいいところ。

区役所前の道沿いのスタンドに、見覚えのあるベルトが並ぶテーブルを見つけた。2年ほど前に、パリのヴィンテージ服店で買い求めたJean l’Insoliteのベルトに、とてもよく似ている。

…おっ、ベルトだけじゃなくてアクセサリーもあるぞ、しかも見覚えあるぞと思ったら、なんだ、友人たちの合同ポップアップストアで何度か会ったことのある、アクセサリー専門ディーラーの女性Fの商品だった。おたがい「こんなところで会うとは!」と挨拶。

ブローチが20点ほど並ぶ中に、ひときわ目を惹くパリらしい造形が。

リップ型の七宝焼ブローチ。微妙に茶系にくすんだ明度高めの赤い色が上品で、肉感的な厚みのある唇ではなく、あえて薄めの唇ってところがパリ左岸のインテリ女性を連想させる。女優イザベル・ユペールみたいな薄い唇。

「1980年代のSonia Rykiel」だとFが教えてくれた。ああそうか、だからパリっぽいな(フランスっぽいな、ではなくて)と感じたんだ!

これを買った後は友人たちのスタンドを喋りながら点々として、最後にいつものカフェに寄ってから帰宅。


これはブロカントとは関係なくて、夫が最近ネットで見つけてこっそり買って私にプレゼントしてくれた、デヴィッド・ボウイのミニサイズ缶バッジ。暖かい季節になったら、コットンのジャケットにバッジとかブローチをジャラジャラ無造作につけて着たい。

2 Comments

こっそり買ってくれたプレゼントって嬉しいですよね!

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