パリ12区(Bd. de Picpus)のブロカント | 2023/07

5区の河岸でのブロカントは5分で見終わり、徒歩とメトロで移動して12区のヴィッド=グルニエ(地域バザー)へ向かった。

…おかしいな、ナシオン駅からひと駅なのにこんなに遠かったっけと思ったら、ずいぶん遠回りをしていたことに気づく。たくさん歩いて健康的な日だ。

前回ここに来たのは、4年近く前だった。

バザーなのであらゆる私物がごった煮で並んだスタンドが9割。サクサク飛ばして進んで、最後の方でピンバッジのコレクターのスタンドを見つける。

ぎゅうぎゅうにピンバッジが刺さった大きなコルクボードが5-6枚、これ全部じっくり見ている時間はさすがに… とか言いながら、結局ちゃちゃっと全部見た。3つ厳選。

1つ目は、ボタンのように見える厚みのある小さなもの。エッフェル塔と人と犬… 盲導犬かな?盲導犬協会とかそういうのの、パリ会合の記念品かもしれない。

2つ目。イラストがキャッチーだったので手に取ったら、Printemps Juniorの文字が。デザインがいかにもモードっぽいし、あのデパートに子供服セクションが作られた記念品かな、などと妄想。

3つ目は、フランスの新幹線、高速鉄道TGVの形。最初の車体はオレンジ色だったらしい!(夫は子供のころに乗ったことがあると言う)。

すべて1970年代後半から1980年代あたりに作られたものだと思う。コレクターの男性が60歳手前くらいだったので、少年時代から好きで集めていたのではないか。

なぜか夏にはピンバッジを買うことが多い。