パリ20区(Cours de Vincennes)のブロカント | 2022/02

4ヶ月ぶりの20区のブロカント。この前に来た時 ↓ は、子供用のかわいいハンカチを買ったんだった。

晴れて気持ちのいい日だった記憶。

友人Lのスタンドで1960年代のレオナールのすばらしいワンピースを見つけたものの、即決できるような値段ではなく。なんども鏡の前で合わせて見てため息をついて、なごり惜しくお別れした。それに、ワンピースって買っても結局あんまり着ないんだよね私。コーディネートの工夫のしがいがない、というか。

何も買わずに帰るはずが、サンタクロース御用達のような巨大な商品袋をゴソゴソと引っ掻き回していたLが、「あるんだ1つ、仕入れた時にあなたに似合うと思ったのがさ!」と言って引き留める。「ほらあった〜」と出してきてくれたのが、このシャツである。

1970年代New Man ゴーギャン風シャツ

1970年代後半あたりの、New Manのシャツ。子供用かと一瞬は思ったけれど、ちゃんと大人用のサイズ40だった。

ゴーギャンの有名な絵にインスパイアされたデザイン。絵画の景色の中に、麦わら帽子の現代的な服装の女性が座っている。

いいねえ、これを見て私を思い浮かべてくれたとは光栄です、ゴーギャンはとても好きだよ。

襟の片方の見返し布の分量が微妙に足りていなくて、無理やり縫い合わされたような格好になっていることに撮影しながら気づいた。というか、全体的に布地が足りていないのに無理やりギリギリでボタン見返しが作られている…これはプロトタイプだったのでは!素材表示タグもついていないし!

襟見返しと襟をぜんぶ作り直せばいいんだろうか、とりあえず開襟シャツの作り方の解説を探してみようかな。