なんと1年8ヶ月ぶりの訪問だった、5区のブロカント。
クリスマスの翌日で出店者数も少なく、予想どおり閑散としていた。
出店することが分かっていたのは紙ものディーラーDだけだったので、彼女のスタンドへ直接向かう。
会ってすぐに、クリスマスプレゼントでもらったサイクリングコース地図の話を振ると、ずいぶん前のことなのですっかり忘れていたという。
19世紀の木版画が数枚入荷していて、その中から1枚を選んだ。
1830年に刷られた木版画。
Artillerieとは砲兵隊のことである。
左の兵隊はなんとも言えない表情をしているのだが、不安なのか、退屈なのか。または単に疲れているのか、不機嫌なのか。
この絵でTシャツでも作ろうかな、と思っている。