年2回開催の、パリ3区の大ブロカントの初日。前日のフライング買い物の記録は「その1」に書いた↓。
もちろん早起きして、ラッシュアワーの人混みに揉まれながら向かった。あまり早く着きすぎても目当てのスタンドが開いていないので、適当な時間に。
区役所前の通りまで行き、まずはアクセサリーを売るFのスタンドに入る。好みのブレスレットがあるといいな… と思っていたら、ドンピシャのがあった!

1970年代後半の、透明プレキシグラス製のブレスレット。こういう角ばったデザインで透明のを、長らく探していたのだ!どちらか1つを選べなくて(選ぶ気なかったかも)2つとも買った。セットでつけるのもあり、というか、今のところ常にセットで着けている。初っ端からカードで支払う金額の買い物をするとは思わなかったね、まあいいや。
細かいひび割れとか傷があるのだけれど、傷つけないようにと異常に神経質になる必要がなくて気楽、ともいう。

2つを組み合わせて彫刻作品のように飾ってもいいね。
次に、2-3軒隣のSのスタンドへ。前日は準備中だった彼女に挨拶だけして去った(大量に買うわけでもないのに邪魔するわけにはと遠慮した)のだが、この日は、私のところに来たそうな服と目が合った。

コウモリ袖かつパフスリーブという、欲張りなトップ。赤とオレンジが品よく拮抗した、熟しすぎていないトマト色と言えばいいのか。

1980年代のYves Daincourtの品物で、これで3着目かな(過去の2着は販売済みで手元にない)。

洗濯したら、結構な色落ち具合だった。
Sのスタンドを後にして、いつもの道順で先へ進む。
古い品をたっぷり持ってくる業者(たぶん遠くから来ている)のスタンドで、学用品を買った。

小学校で使う定規、6本セット。1950年代後半から1960年代のもので、おそらくこの状態で文房具売り場に並んでいて、各自が好きな色のを選んで買ったのだろう。

何が良いかって、角柱型なのだこの定規は。あと発色の素晴らしさ。目盛りの正確さについては知らない。
けっこうなお値段だったけれど、これは他では見たことないし、ええいもう買ってしまえ!
広い通りにまた出て、去年ブレスレットを買ったスタンドを覗く(まだブレスレット見るんか!)。
あったよ、またいい感じのが。

乳白色に濁ったプラスチック製のブレスレット。1990年代あたりのものらしい。
このスタンド、アクセサリー専門ではなくてどちらかというと食器やキッチン雑貨がメインのようなのに、なぜかいいブレスレットをいつも売っている。たぶん次回もチェックすると思う。
ブロカントの東の端で道を折り返してすぐ、昨日も会ったJのスタンドに着く。
すると、さっきSのスタンドで会って紹介されたばかりのSの友人女性(プロのバイヤー)とばったり遭遇。やっぱり服好きは巡るスタンドがみんな同じだ、と互いに笑い合う。
前の日にも来たし、まあでもとりあえず品揃えをひと通り見直そうかなくらいの軽い気持ちでいたら、とても良いジャケットと目が合った。

ワイルドシルク100%で、無駄な装飾の一切ないジャケット。ボタンもない。1970年代中盤までのものだろうな。

襟を立てても美しい。

Carla Barbieriというイタリアのブランド。初めて見た。ネットにもほとんど情報がない。

シルクで仕立てた夏物ジャケットなんて贅沢だな。ブローチのあしらいを考えるのも楽しい。
ドライクリーニング指定とあるのに大胆不敵に洗濯機で丸洗いしたものの特に問題なく、スチームアイロンを掛けるのが気持ちよかった。