多忙な親友Hさんが夏休みに入ったという連絡をもらい、彼女の自宅にて手料理を堪能する会。
まずはシャンパーニュで乾杯。
人参&青リンゴ&コリアンダーのサラダと、キュウリと鶏の和え物、どっちも美味しくて、写真を撮る間もなく消えた。
キッチンで天ぷらを揚げるのを眺めつつ、揚げたてをつまみつつ、喋りつつ、ビデオ撮りつつ…
この輝く天ぷらたち!
パリでも評判の高い日本料理店の厨房で、天ぷら担当だった経験を持つHさん、さすがの腕前。テラスで頂くのが、これまた最高に気持ちいい。
そして、今回デザートに持っていった、Sadaharu Aokiのケーキ。夏休みでも確実に開いているのが分かっていた、デパートGaleries Lafauetteの食品館で購入。
フランボワーズとチョコレートとプラリネが層になった、Sensuelleという名のケーキ。
酸味のバランスが素晴らしかった。直径2cmほどの、マカロンのミニチュアが載った姿にキュンとくる(撮る前に保護フィルムを外すのを忘れていた)。
こちらはMatcha-Azuki。抹茶と小豆という和の材料が、軽やかなフランスのケーキに変身している。
普段は売り切れていることが多い、名物のシュー・ア・ラ・クレームを初めて購入。
むかし、友人の誰かに「Aoki氏はシュークリームに尋常でないこだわりを持っている」という話を聞いて以来、気になっていたのだ。
確かに丁寧に作られていておいしい、これだけたっぷりのクリームが入っていてあの価格なら、ファンが多いのにもうなづける。
おいしいものを「おいしいね」と連呼しながら食べつつ、延々と話のつきない友人がいて、幸せだ。