パリ5区(Pl. Maubert)のブロカント | 2016/07

いきなり暑くなって、やっと夏が来たという感じの週末。
風がなくて蒸し暑い中、メトロを乗り継ぎ5区のブロカントへ。

ヴィンテージ衣類とリネン類に的を絞ったブロカントという前情報だったものの、普段よりもやや布製品が多いかなという程度で、結構なんでもありだった。

知人のG夫妻も出店していたので挨拶して少ししゃべる(前日にも会ったし、ほぼ毎週末に顔を合わせているのだが)。

ガラクタ箱をひっくり返したような乱雑なテーブルの上に、かわいいままごと皿を見つけた。

バラ売りしてくれるというので、状態の良いスープ皿と平皿(ほとんど同じに見えるけれど、やや刳りが深い方がスープ皿)を2枚ずつ選ぶ。

ままごと陶器の分厚い図鑑「Dînettes françaises en faïence」で見かけた記憶がある、Créil et Montereau窯のウサギの絵のシリーズ。
改めて調べたら2巻目に載っていた。1920年頃の品。

2色使いのハンドステンシルで、ごくシンプルな線で描かれたウサギのお尻の、丸みのかわいさと言ったら。
直径12,5cm、黄色いマカロンを1個載せて、お月見の夜に使いたい。