パリ11区(Bd. Voltaire)のブロカント | 2015/09

頭の中で、Richard-Lenoir大通りだと勘ちがいして、Oberkampf駅で下車してしまった。ひと駅よけいに歩いてたどり着いた、11区のブロカント。

優雅で無邪気でかわいらしい絵だなと思ったら、GienのMarie-Antoinetteというシリーズだった。リム部分が、薄衣のようなレリーフになっている。

すらっとした鳥が5羽、第二帝政様式の装飾枠の中で遊んでいる。
刻印が1878年頃のものだと思われるので、まさに当時の流行のモチーフ。
東洋の青絵の器への、ひそかな憧れを垣間見るようだ。

口径を指定すると各鋼材の1mあたりの重量がひと目で分かる、便利カード。
こういうの好きなんで、また買ってしまった。

裏面は鋼板バージョン。
下に、読めるか読めないかの極小サイズで「複製と翻訳を禁ず」とある。
電話番号の表記法から、1930年代または1946年から1963年までの間に印刷されたものと推定。

そして、顔見知りの軍物屋のスタンドで、「もうね、これで最後っていう在庫を掻き集めて仕入れた最後の最後だから、この次は入荷はないよ!手に入らなくなるよ!」と言われたので、状態の良いのを数着選んだ。

1950-1960年代製フランス海軍プルオーヴァー、これ全部、今月末の神戸での出張ブロカント「アチコチズ」に持って行きます!

その他、男性サイズのセーラーパンツ、海軍のワークパンツも持って行くので、洋服好きな男性のお客様のお越しも、お待ちしております!