パリ4区(Village Saint-Paul)のブロカント | 2014/11

Villeneuve-Saint-Georgesを見終えてパリに戻り、5区のミラマで昼食の後に向かった4区のブロカント。

Créil et Montereauのデザート皿(もしくはパン皿)、1850年代製。

見事な手描きの花模様… と思ったら、小さな鳥が隠れている!
1銭も負けてくれない強面のスタンドだったので、いったんは去る。でも、こんな意匠の物は見たことがないので、買った。

さて、こちらが超大物。本の背表紙が並んだ姿の、

ティン缶!イギリスのHuntley & Palmers Biscuits社のビスケット缶、1900年頃の品物。
古いだけあって、開閉にはコツが少々要る。

本の小口のマーブル模様(ところで小口模様というのは単なる装飾ではなく、小口の保護の役目も果たしていたらしい)もバッチリ再現されている。本を束ねる革ベルト付きなのがこの缶の本来の姿らしいけれど、私はこれで十分に満足。