半年ぶりのモンマルトルでのブロカント。
5月末に行ったので、天気とかは忘れた。けっこう暑かったような気がする。
駅の出口階段を登ってすぐのいつもの場所に、陽気なCとFのスタンドがあった。
ここで、夫にピッタリなサイズのベージュのブルゾンを発見。
前の持ち主はていねいに着る人だったようで、ていねいな古び方をしている。
完全に1980年代初期のものだと思って買ったのだけれど(夫も、この手のブルゾンをみんながこぞって着ていたのは80年代だと断言)、これを書くに当たって調べていくうちに、1960年代の品物だということが判明!地球儀タグと呼ばれるこの縦長タグは、1960年代に使われたんだそうだ。想像よりも20年古かった、それにしてはものすごく良いコンディション。
たしかに80年代にしてはジッパーが古くさいなとは思っていた、60年代ならば納得。それにしても素晴らしい生地だ、織りが繊細で丈夫で軽量。
そして、このデザインはDrizzlerジャケットっていうのだね、いろいろ学んだよ。
これはFの商品だった。半年以上なにも買っていなかったので、久しぶりにFから買い物をできてちょっとうれしい(いつもCからばかり買ってしまっていて、ごめんねと密かに思っていたの)。
ひと足早い誕生日プレゼントってことで、夫に買ってあげたら喜んでいた。
同じスタンドをシェアしているCの商品からは、Lacosteのポロシャツを見つけた。
オーバーサイズ好きな甥っ子に贈ろうと思って購入。
Devanlay社の製造で、1980年代初期のものだと思う。品質表示タグの素材からも、1980年代あたりのものだというのがわかる。
つぎに、軍ものディーラーGのスタンドへ。
2000年製造の、フランス陸軍半袖シャツのデッドストック。亜熱帯地方用のカモフラージュ柄で、ベージュ基調なのがいい。
蚊除け加工されている。まあもう20年以上も経つので、効果はなさそうだけど。
これを、サンローランのサファリルックっぽく、ベルトでギュッとウエストマークして着てみたいのだ。