パリ11区(Bd. Voltaire)のブロカント | 2021/07

10ヶ月ぶりの11区、Saint-Ambroise駅周辺でのブロカント。

7月の半ばすぎで、いよいよ出店数も訪問者数も少なくなってきた。
また閉じ込められるかもしれないから、みんな動けるうちに旅行に行きたいんだろうな。

ヴィンテージ服ディーラーLのスタンドに到着してすぐに、気になる生地が視界に飛び込んできた。

すぐに近寄って手に取ると、もうこんなの買うしかないねという好みの色、形のジャンプスーツだった。

1980s ジャンプスーツ

「それ仕入れたばっかりだよ。好きそうだなと思ってた!今日売れなかったら自分で着ちゃうつもりだった」とLが言う。

LのスタンドにいつもいるBは、「ぜったいそれ買うだろうと思ってた!最近やっと好みがつかめてきた」と。やっぱり。じゃあこの服はうちに招くことにしよう。

モチーフの感じから1980年代のものだと確信したのだけれど、じっくり見ていると、80年代にしては作り方が古風な気もする。ロックミシンが使われていなくて、手縫いで布端が処理されている(単にロックミシンを持っていない人が作っただけなのかもしれないけれど)。

生地の質についても、80年代製なのか疑問。もしかしたら生地だけ1940年代から50年代あたりのものなのかもしれない。1940年代のスカーフで、似たような色づかいのものもあるし。

さて、鏡の前で合わせて見ただけで買ったので、帰宅後に試着。

おおっと、けっこう丈が短いね、ジャンプスーツって平置きではかなり胴長に見えるくらいの形が、着た時にちょうどなのを忘れてたよ。

ふくらはぎがまあまあタイトで、しゃがむ動作をするときはゆっくりと気をつけていないと破れそうだ。

袖の縫い目のほつれを何ヶ所か縫っていたら、前の襟ぐり部分が雑に修理されていたことに気づく。

あー、襟ぐりのV字の谷が裂けたので、横方向に縫い縮めて隠したんだね。ギャザーが入っていると思ったら、修理跡だったという。

ということは、もとの姿に戻してやれば脱ぎ着が少し楽になるかもしれない(実は肩が脱臼しそうにギリギリだった)。

縫い縮められた箇所の糸を外し、裂けて足りなくなった生地部分を刺繍風ダーニングで再生して、みごと復活!

あんまり分厚く補強するとこんどは襟ぐりの見返しが反ってしまうので注意した。
着脱もずいぶん楽になり、満足いく結果になってうれしい。