ロックダウンが解かれて以来はじめての、パリ市内でのブロカントは2区の証券取引所前広場にて。この場所では3ヶ月ぶりの開催だ。
10スタンドあるかないかの極小規模。各スタンドのテントの柱には赤白ストライプのテープが雑に巻きつけられ(壁のつもり)、入口と出口が明記されている。
ブロカント全体の入り口には消毒ジェルの置かれたテーブルがあり、見張りの人が1人いて、訪問者の順路が一方通行になるように管理していた。
友人Lはいつもよりもかなり広いスタンドを構えていた。
新しい品物もあったけれどあまり惹かれず、前から気になっていたシャツを買った。
![1950年代Dorothy Korbyシャツ](https://www.parisaisai.com/wp-content/uploads/2020/06/3671cut-1280x1280.jpg)
1950年代の華やかなプリント地のシャツ。
![](https://www.parisaisai.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_3674.jpg)
最初は手作りだと思っていたけれど、洗って裏返したらブランドのネームタグが現れた。ネットで検索すると資料画像がたくさん出てくるので、人気のあるブランドだったのだろうな。
![](https://www.parisaisai.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_3673.jpg)
赤いガラスボタンがきれい(袖口のボタンのガラスのパーツが欠損しているけれど、派手なシャツ地なので分かりにくい)。
![19世紀後半シルクのポーチ](https://www.parisaisai.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_3688.jpg)
19世紀後半の第二帝政期デザインのポーチも買った。これはヴァンヴで見た時から気になっていた。
手のひらサイズで、黒のシルクサテン地に手描きで鳥と植物の絵。未使用だと思う。
![](https://www.parisaisai.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_3690.jpg)
裏面の絵は少し控えめで、花と蔓のみ。
ガマグチ部分にリングがついているところが好きだ。指に嵌めて持つものだったのかな。Bourse(証券取引所)の前で買ったbourse(財布)。