パリ2区(Pl. de la Bourse)のブロカント | 2020/06

ロックダウンが解かれて以来はじめての、パリ市内でのブロカントは2区の証券取引所前広場にて。この場所では3ヶ月ぶりの開催だ。

10スタンドあるかないかの極小規模。各スタンドのテントの柱には赤白ストライプのテープが雑に巻きつけられ(壁のつもり)、入口と出口が明記されている。

ブロカント全体の入り口には消毒ジェルの置かれたテーブルがあり、見張りの人が1人いて、訪問者の順路が一方通行になるように管理していた。

友人Lはいつもよりもかなり広いスタンドを構えていた。

新しい品物もあったけれどあまり惹かれず、前から気になっていたシャツを買った。

1950年代Dorothy Korbyシャツ

1950年代の華やかなプリント地のシャツ。

最初は手作りだと思っていたけれど、洗って裏返したらブランドのネームタグが現れた。ネットで検索すると資料画像がたくさん出てくるので、人気のあるブランドだったのだろうな。

赤いガラスボタンがきれい(袖口のボタンのガラスのパーツが欠損しているけれど、派手なシャツ地なので分かりにくい)。

19世紀後半シルクのポーチ

19世紀後半の第二帝政期デザインのポーチも買った。これはヴァンヴで見た時から気になっていた。

手のひらサイズで、黒のシルクサテン地に手描きで鳥と植物の絵。未使用だと思う。

裏面の絵は少し控えめで、花と蔓のみ。

ガマグチ部分にリングがついているところが好きだ。指に嵌めて持つものだったのかな。Bourse(証券取引所)の前で買ったbourse(財布)。