約3年ぶりの訪問だった、8区マドレーヌ寺院横でのブロカント。前回とは微妙に場所が違うのだが、主催者は同じなので同じブロカントということにしておこう。
この日はメーデーの祝日だった(なんか最近いそがしくて、ブログを書くのが追いつかない)。紙ものディーラーのDがスタンドを出すと言っていたので、彼女に会いにいった。
箱の中に収まった紙類の中に、バラした本のページらしき1枚を見つけた。

Yves Brayerという画家の、エスキース作品。描かれた時の熱気がそのまま紙に写し出されたような、軽快で洒脱な絵だ。こういうの描けないんだよね、なかなか。

各人物の手の表現がいいのだけれど、右上の人の拍手の様子が、これ以上には削りようがないほどシンプルで、すごい。単にここでやる気が尽きたのかもしれない。

書籍のページなので、裏面にボーナスの絵がついていた。雪の降った朝早くの、セーヌ河岸のブキニストを冷やかすパリジャンたち。
Dのところから数軒先のスタンドのテーブルにあった、かわいいオブジェ。

最初は「コルクが紛失した香水瓶」なのかな、と思った。でも自立しない香水瓶ってどうなんだろう?ワインボトルの蓋にしては差し込み部が細いし、コルクが巻かれていた形跡もない。よくわからないけど、なんかかわいいし買っとこうかな(こういうケース多いね私)。

それにしても顔の造形が良くできすぎているし、有名なデザイナーが作った何かかもしれない、と調べてみた。
すると、Erik Höglundというスウェーデン人アーティストがアメリカのNeiman Marcusデパートのためにデザインした、People Decanter Setの蓋部分だということが判明。1957年の品物だということもわかった。
グリーンの他に、ブラウンも存在したようだ。

体に当たるボトル部分がないのだが、別の瓶に適当に挿してもかわいいから、これでいいや。