パリ17区(Av. des Ternes)のブロカント | 2019/09

百貨店裏の9区のブロカントからまたメトロに乗って、今度は17区のテルヌ大通りへ。夫と待ち合わせていたので、一緒に回る。

まずは紙ものディーラーDのスタンドへ。
ひととおり品物を見終えたら、コーヒーを買いに行くからとしばらく店番を頼まれた。

そこで、机の下に隠れている額縁を発見する。パリの地図なのだが、隠してあるってことは売約済みなのかと思いつつ、じっくり鑑賞した。

店主が戻ってきたので隠してある地図について質問すると、「掲げる場所がないので引いてあった」とのこと。なんだ、じゃあ誰にも売れていないのか。

この日のパリの地図の中で最もおもしろいデザインだったので、パリ地図コレクターとして買わないわけにはいかない。

1950年のパリの地図

1950年発行のパリの地図。

1950年のパリの地図
1950年のパリの地図

何が気に入ったかって、路線図と文字表記が全く同色の朱色で、重なって見づらいところ。ダメな地図デザインのお手本みたいなところがいい。