先々週末の日曜日に行ったパリ東郊外の町、Saint-Maur-des-Fossés。夫も一緒について来た。
まるで夏のような日差しで、サングラスをしていても反射光がまぶしくて、人も物も見えにくい。
1950年代風な赤&黒のイラストの、アペリティフ便利ボード。
中に引き出しがあって、チーズやサラミを切ったりオリーブを摘むのに便利なナイフやトングが入っていたのだが、帰宅して包みを開けてみると、外側しかない(涙)!別々に包んでくれようとして、片方の包みを渡し忘れたんだろうか… その場で確認すれば良かった。まったく、「便利じゃないボード」になってしまった。
1950年代の工場で使われていた糸巻き。帽子立てとして使っても良さそうな大きさ。
カフェの勘定皿。「30」や「2f」と書かれたものをすでに持っていて、着々と数が集まってきている。これに小さめのマカロンや饅頭を1個ずつ載せたら、かわいいと思う。
写真現像用の陶製トレー。この「しゅっ」とした注ぎ口が、たまらなくいい。今までに買った中では最大。
木製の額、ずっと根気よく探していたのが、一気に2点も見つかる。
手前は1930年代のアール・デコ。
角丸のデザインといい、黒と金のコンビといい、私のツボを直撃する逸品!うーんうーんと悩んで1度は立ち去るものの、2分後には舞い戻って購入。
中に入っている鉛筆画がRené Galantのものだから貴重だと言われたのだが(そのせいもあって高価だった)、本当かな?!サインは似ていなくもないような…
丁寧な木彫りの仕事は、眺めているだけで幸せな気分になる。
また1つ増えた、ワインの瓶ケース。
2年前に同じSaint-Maur-des-Fossésで買ったのが、最初だった。
初めての6本収納仕様。
1930年代のキャニスターは、一目瞭然のアール・デコ意匠。
1つだけ大きなヒビがあるものの、ほぼ完全な状態。大切に使われていたのがわかる。
ここまで角張ったキャニスターは初めて。本体上部をぐるりと囲む模様が、手をつないで並ぶ少女のように見えなくもない。