パリ9区(Av. Trudaine)のブロカント | 2016/04

有名パン屋がこれでもかと並ぶMartyr通りに交差する、Trudaine大通りでのブロカント。

メトロの乗り換えを2度もするのは面倒なので、7番線のLe Peletier駅で下り、活気あるマルティール通りをずんずん上って行く。

いつもの場所に陣取っていた顔なじみの軍物スタンドで、面白い物が見つかった。

デンマークのProtection Civil(市民保護警備隊?)のコート。
1969年製の未使用デッドストック。

とても綺麗な水色。
襟やポケットの形もいい、似合いそうな友人の顔が数名分、すぐに思い浮かんだ。
この秋の神戸での出張ブロカント「アチコチズ」に持って行くつもりで、大事にしまってある。

こちらはフランスの消防士用ジャケット、1978年製(1980年まで使用されていたタイプの型)。
フランスのミリタリー好きの間では有名なF2ジャケットとほぼ同型で、ポケットがジッパー使いのデザイン。

消防士のシンボルであるGrenade enflammée(燃える手榴弾)マークが、襟に縫いつけられている。
2本線がついているので、下級将校のものかな。
ほぼ未使用のとても良い状態、これも日本に持っていきます。

続いて訪れた知人Gの軍物スタンドでは、フランス軍のM-64ジャケット(1984年製)を見つけた。

気に入ったけれど、いくつかボタンが欠けているのでしばし考えていたら、接客してくれていたHがおもむろにナイフを取り出して、他の同形のジャケットからパチンパチンとボタンを切り始めた!

「いくつ足りないの」
「えっと、4つ?いや5つ?」
「(ブチッブチッ)はい。失くさんようにポケットにしまって!」
かくして、ボタンの足りない店出しジャケットが、再生産されるのだな…

M-64は後発のF2よりも分厚い生地で、ポケットのボタンがスナップ式ではなくて比翼仕立て。
サイズ表示の数字末尾の「L」は「ロング」を指し、すなわち丈が長い。
まあ少し長いけれど邪魔になるほどではないので、気に入って最近よく着ている(これは自分用)。
ジッパーの胸ポケットも大きくて便利。