3ヶ月ぶりの11区のブロカント… なのだが、今回はいつもとちがって、ヴィッド=グルニエ(地域バザー)。
一般人のフリマなので区画分けもぐっちゃぐちゃで、とても見づらい。でもがんばる。
古着を売るセミプロみたいなスタンドに、日本の高校球児のユニフォームがあった。
面白がってそれを見ていたら、具体的にどこの高校のものかを特定してあげる流れになる(中部地方の高校でした)。
大きめのテーブルにいろんな物が並ぶスタンドに、何やら魅力的な造形のオブジェ… があるのだけれど、値段を訊いたらまあまあ高い。バザーの端まで行っても何も見つからなかったら、これを買おうかな。
スタンドのだいたいの位置を覚えてから(じゃないと2度と見つけられない)先へ進む。端っこまで行ったけれど、ほんとうに何も買う物がなかった。さっきのオブジェのあったスタンドへ戻ろう。
大通りを横断して、人の少ない道を歩いて戻る。売れちゃってたら悲しいなと焦りつつ(だったら最初からさっさと買えばいいのだが)、目印のバス停が見えたらまた横断してバザー側の道へ。
まだ売れずにいた!
真鍮製の重いオブジェ。私は最初、これが車の形であることに気づかなかったのだが、夫はすぐに気づいていた。
バラバラにするとJean Arpの彫刻っぽい雰囲気もある。
パリ郊外ブローニュ=ビヤンクール市のRenaultの工場(L’île Seguinというセーヌ川に浮かぶ島で、フランソワ・ピノーが安藤忠雄建築の美術館を最初に作ろうとしていた場所)から出たペーパーウェイトで、1970年代ごろの、管理職用の社内景品(の試作?)か何かだったのではないか、と。
夫が「Renault 15に似ている」というので検索したら、ほんとだ同じシルエットだ。
布をカットする際のおもりとしてちょうど良いなと思っている。今まではアンティークのアイロンを使っていたのだが、こっちの方がかっこいいし、より良い仕事ができそう(形から入るタイプ)。