YSL variationの緑色シルク地ブラウス

これぞ「ザ・緑色」ではないだろうか。キンキンに冴えた彩度のシルク地(シルクシフォン楊柳?)で仕立てられたブラウス。
画像で見た瞬間に心を掴まれ問い合わせ、翌日に実物を見て即決した。

1980年代YSL variationシルクシフォン楊柳ブラウス

こんな色、シルク以外では無理だと思う。画像ではたぶん伝わりきらないけれど、繊維の内側から発光するようなグリーンで、透明感もすごい。なんだか妖精の服みたいだ。

眠たいときに見たらすぐに目が覚めそうな色。ここまで気に入るグリーンの服を見つけたのは初めてだ。

Yves Saint Laurentのvariationレーベルは、rive gaucheレーベルよりも安価で、気軽に着られるデザインの服を揃えていた。Christian DiorのCoordonnéesレーベルしかり、1980年代後半はこういうディフュージョンラインを各メゾンが競って発表していた時代。日本では海外ブランドのライセンス事業(本国にはないロゴ入り靴下、ロゴ入りタオルハンカチ、など)が真っ盛りだった。

この緑色、ZOOMではクロマキー認識されて、バーチャル背景画像が透けるかもしれない…実は試したくてしょうがない。