何度か来たことがある、パリ東郊外ヴァンセンヌのブロカント。
この日の我々はパリ14区と15区の極小ブロカントを見て回って、何も収穫のないままいつものカフェに寄った。どうせ帰り道なのだし、締めに友人ディーラーにも会いにいこうということで意見が一致、ヴァンセンヌ駅で途中下車した。
紙ものディーラーDのスタンドはすぐに見つかった。周囲には服飾小物を売るスタンドだらけで、ひときわ目立っている。あいさつの後、夫とDが長々と喋り続ける間に、私は隣のM(Dの友人)のスタンドを見に行った。

パリ土産といえばこれ、エッフェル塔のミニチュア。
PARISのロゴが付いていなくて、塔の先端が鋭く尖ったまま(うっかり指を刺しそうで怖い)の写実的なデザイン、古いバージョンの好きなところだ。
しかも、

鉛筆を削ることが可能!(試してみたらちゃんと削れた)
1920年あたりの品物かなと思ったら、1890-1900年ごろのものだとMが言う。おお、ではエッフェル塔ができたてホヤホヤの時代のお土産だ。当時の人たちは、この鉛筆削りエッフェル塔をデスクに置いて、たまにパリのことを想いながら鉛筆を削ったりしたのだろうか。