パリ12区(Cours de Vincennes)のブロカント | 2017/04


2ヶ月ぶりの12区
、Nation駅での住民バザー兼ブロカント。

まず最初に見つけたのは、1947年発行のロンドン交通局のトロリーバス&トラムの路線図。

朱赤、黒、青、緑、茶の5版刷り(オフセット印刷が普及するより前の時代)で、ほぼ同時期に発行されたパリの観光客用マップと紙質や色使いが似通っているが、パリの方は朱赤でなく鈍い赤で、落ち着いたコントラスト。

知人Lのスタンドでは、Créil et Montereau窯の赤ずきん絵柄のままごと皿を購入。H.B.C.M刻印から1920年から1955年の製造だとわかる。ただし戦後はハンドステンシル絵付けは行われていないはずなので、おそらく1930年代までの品だと見当。深皿と平皿を3枚ずつ、とても良い状態で嬉しい。

20世紀初頭から第一次世界大戦終了ごろまでの兵士の、食事風景や作業服姿で雑用をする様子を写したハガキを見つけた。もっとたくさん欲しかったけれど、予算の関係で4枚厳選。モノクロ印刷に手彩色されているのが、味があっていい。

ジャガイモの皮剥きをする歩兵の集合写真。作業着姿で真剣にジャガイモと対峙する髭面の男性達、後列左にはふざけて大口開けて何かにかぶりつく1名の姿。集合写真でこういうふざけたことをする人間は、いつの時代にもいるようだ。

戸外で食事を取る兵士達の様子。テーブルの上に載った大鍋やレードルや食器につい見入る。軍隊遠征用の道具というのは、軽量かつ頑丈で手入れが簡単であることが求められた、用の美そのものだ。

雑用任務に向かう作業着姿の兵士。私はこれと全く同じ作業服(M1882)を持っていて、当時の兵士がどんな風に纏っていたのかをずっと知りたかったのだ。軍事博物館のマネキン展示では見たことがあるけれど、貴重な資料が手に入ってとても嬉しい。このハガキだけが使用済みで、表裏両面に1906年の消印が読み取れる。