パリ13区(Bd. Auguste-Blanqui)のブロカント | 2013/06

前の週に、パリ証券取引所前広場のブロカントで修理に預けたLipの腕時計を引き取りに、13区のAuguste-Blanqui大通りのブロカントへ。

かなりゆっくりしてしまい、現地に到着したのが16時半。
さっさと時計屋のスタンドを見つけないと店じまいしてしまうと思いつつ、他のスタンドもしっかり見て回って、思いがけず良い収穫。

好みの木製の額を2つ。
5月に13区のブロカントで買ったリトグラフを入れてみた(上下の余白がやや足りないけど)。

ていねいな木彫り模様。

うすい茶色の額には、軍服姿の男性の肖像写真(撮影年は1945年とある)、濃い茶色の額には、免状が入っていた。
「31年の職務に敬意を表す」という旨の文章が書かれている。1928年にアミアン市の土木建築業組合が発行したもので、シルクのリボン製の、ごく細いフランス国旗が、中央下に貼られている。

免状に合わせて作られた横に長い比率の額、今度はこれに合う形の絵を見つけたい… 額が先か絵が先か、の永遠ループ。

免状の裏に重ねられていた、包装紙のような、または壁紙のような紙。モチーフと色あせ具合に、時代を感じる。

そうそう、Lipの腕時計はムーブメントを交換してくれたとのことで、今ではバッチリ動くように。しかも、修理代はかからず。「うちで買ってくれたんだし、ギャランティーっていうのはこういうことさ!」と時計屋さん。