Sannoisとパリ12区のブロカント

日曜日はSaint-Lazare駅から電車に乗って、パリ北北西のSannoisという町へ。

駅のすぐそばから、大通りの両脇に2列ずつ、スタンドがギッシリ並んでいる。
2列を1度に見られない配置なので1列ずつ攻めるしかなく、同じ道を4往復した。

狭い通路に買い物カートとバギーだらけのカオス状態、イライラを撒き散らし他人に体当たりして進む頭のおかしな人もいて、皆のヒンシュクを買っていた。
バザーなんて混んでるのが当然なのだけれど、お気に召さないらしい。

大通りを半分くらい見終えたころ、裏手に続く細い道にもスタンドが並んでいるのに気づく。

結局、2時間かけて全てを見終えてパリ12区へ移動。パリの方はさらっと流して帰宅。

この日の収穫。

アルミ製キャニスター6個セット。
底面に何かが貼りついているのを指摘したら、「うちの猫がじゃれて落としちゃうもんだから、糊で戸棚にくっつけてたんだよ。すぐはがせるから心配しなくていい。」と売り主の男性。が、この糊はがしは大仕事だった、もう少し値切っても良かった。

いい感じにくたびれたオーブン皿は、最近ひそかにずっと探していたもの。
見つけた瞬間、これに会うためにここに来たのだ、と悟る。

手作り、ひん曲がった楕円型、底面には引っ掻いたような手書き文字「4」とだけある。完璧。
(以上、Sannois)

縁に青いライン入りの、ブリュロのソーサー。
売り主の男性はカフェの勘定皿だと思っていたらしいが、私には見た瞬間にブリュロだとわかった!そのうち、このソーサーに合うカップを見つけよう。

クマを模したチョコレート型のキーホルダー。

プラスチック製のボタン。

オレンジ色の金属製の、サメの形の栓抜きキーホルダー。
売り主の男性が勤めていた企業のノベルティグッズらしい。

緑色のライン入りの、ブリュロのカップも発見。
すでに持っているものより少し小さくて、並べると夫婦茶碗のように見える。
こっちの色合いのソーサーも気長に探すぞ… これは、ブリュロクエストの無限ループではないか。
(以上、パリ12区)

さて、黒ずんで古ぼけたオーブン皿に焦がれるようになったのは、あるレシピ本の影響。

素朴なジャガイモ料理が、なんておいしそうに見えるんだ!と、この写真を見て以来、とりこに。近い感じの雰囲気の物は今までに何度か見かけたけれど、大きすぎて購入に至らず。
今回まさにこれ、というサイズを見つけて、かなり興奮した。

この本は全てのページのスタイリングが素晴らしくて、もっぱら写真を眺めてばかりいる。

この大きなスプーンも、頭でっかちで柄が短くて、アンバランスさがいい。

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