Vigneux-sur-SeineとTremblayのブロカント
めちゃくちゃに寒い日だった。 朝からVigneux-sur-Seineという町へ。 ![]() SNCFのサイトで入手した時刻表を見て「急行で行けばリヨン駅の次の停車駅だ」と思っていた。 1つ目の停車駅で窓の外に見えた駅名は、Villeneuve-Saint-Georges。 各駅停車でパリ方向にひと駅戻らなければ。 「リヨン駅から急行で1個目はここで、2個目がVigneux駅じゃないか!!!」ということを知る。 あのまま乗っていれば、4分後にはめでたく目的の駅だったのに、なんてこった!初心者には難解な、ある種の「省略」がなされた時刻表だったようだ。 さて、めでたくVigneux駅で下車し、大通りをまっすぐに徒歩15分。 ブロカント開催場所に着いてみたら、近所の団地の住民がバザーをしている、という感じ。 誰かが、買ったばかりの商品を手渡された瞬間に、売り物の皿の上に落として割ってしまった音が聞こえたりする。 とにかく寒い。すべてのオブジェが、まるで冷凍保管されていたかのような温度である。 いつもより軽めの戦利品を持って駅まで戻り、電車の時刻を掲示板で確かめてから、駅前に1軒しかないカフェに入る。1杯の熱いエスプレッソをこれほどありがたく思ったことはない。 その後、パリ行きの電車が予定時刻より早く来て(だから油断ならない)、リヨン駅へ戻る。 このあと何を思ったか、もう1カ所ハシゴしようとRERのA線とバスを乗り継いで、以前にも3度ほど来ているParc de Tremblayへ。 バス乗車後すぐに粉雪が舞い始め、やがて吹雪に。 現地に着いたら大吹雪だ。 急いで片づけているスタンドが多い中でも、欲しいものが見つかってしまうのが不思議。どんなに遅く行こうと天気が悪かろうと、必ず何かある。 ![]() これが吹雪のブロカント風景。 |