パリ20区(Cours de Vincennes)のブロカント | 2020/02

8ヶ月ぶりの20区。

またもや強風吹き荒れる週末で、今度のはDennisという名前だった。立っていられないほどの風と言うわけでもないので、とりあえずブロカントに行く。

ヴィンテージ服ディーラーLのスタンドへ。1980年代のキラキラでカラフルなパワーショルダーのミニドレスがめっちゃ素敵だった。ステファニー王女が着ていそうな感じのドレス。着る機会がないので買わないけれど。

何か新しいものはないかなーと探していたら、ジャンプスーツがあった。

1984年フランス軍メカ技術者用ジャンプスーツ

以前にLはブルーのジャンプスーツを売っていて、先週「そういえばあれは売れちゃったのかな」と訊いたら、売れて行ったとの答えだったのであきらめていた。
多分それを覚えていて、出してきてくれたのだろう。だいぶ前に彼女が自分用に買ったもので、丈が短すぎるので売るのだという。

1984年フランス軍メカ技術者用ジャンプスーツ

「88C」というのは胸囲88cmで最も短い(Shortのフランス語であるCourtの頭文字C)サイズ。163cmの私でもくるぶし上くらいの短め丈なので、そりゃ180cm近い彼女には全く合わないだろう。

襟の形もスタンドカラーで好みドンピシャだし、言うことない。袖のスナップボタンは壊れていて留まらないが、どうせ腕まくりして着るので関係ない。

もう少し暖かくなったら、上にざっくりニットを羽織ったり、レザーのごっついジャケットを合わせて着たい。ブレスレットをジャラジャラつけて。

1970年代エミリオ・プッチのスカーフ

そしてなんと、プッチのスカーフをLからプレゼントにもらった。プレゼントにもらうには高すぎる、と、いちおう断ったのだが…「プッチ好きみたいだし、これのもう1枚の方もすでに持ってるし」と。ありがとう、大切にします。

1月に買ったのと同じ時代のもの。これでスカーフの姉妹がそろった。