パリ13区(Bd. Arago)のブロカント | 2019/11 その1

日本行きが目前に迫る週末に訪れた、13区のブロカント。ここに来るのは4ヶ月半ぶりだ。

ヴィンテージ服ディーラーLのスタンドの梁に掛かる、鮮やかな紫色のスカーフに目が留まった。

(この色の写真撮るのめちゃくちゃ難しいな。現物よりも色が浅く見える)

1920年代のシルクだという。袋状のパートを手縫いではぎ合わせた作り。そろいの生地でドレスもあったらしいが、かなり傷んでいたので仕入れなかったとか言っていたかな(もう1ヶ月近く前の話なのでうろ覚え)。

色止めされていないんだろうなと思いつつシルク専用洗剤でささっと洗っていたら案の定、水がきれいな紫色に染まっていく。濃いめの酢にしばらく浸けて、とりあえずの色止めを施した。

光沢のないマットな生地の黒のジャケットから、こういう艶っぽい質感の鮮やかな紫色がチラッと見えるとカッコいい。


Lのスタンドのすぐ隣の男性から、古そうなラヴィエ(オードヴル皿)を買った。

KG Lunévilleラヴィエ
KG Lunéville

Lunéville窯の1875年の刻印だった。