パリ13区(Av. des Gobelins)のブロカント | 2019/03

ゴブラン大通りの13区側のブロカント。

思ったよりも仕事が早く終わったので、もちろんメトロに乗ってブロカントに寄る。

Dのスタンドで、またパリの地図を買った。

赤い厚紙の表紙に、堂々とそびえ立つエッフェル塔。
塔のてっぺん近くに何かがついていると思ったら、飛行船ではないか、これは?

1910年10月にロンドンまでの飛行に成功した、Clément-Bayardの飛行船のデザインに似ている。

Dによれば1910年の地図ということだけれど、いつものように自分でも確認する。

Palais de Trocadéroがまだあるので、1935年以前。

メトロ9番線が丸ごとないので、9番線開通の1922年よりも前だ。

Alma駅(現1番線のGeorge V駅)があるので、1920年よりも前。

現13番線のSaint-Lazare駅とPorte de Saint-Ouen駅の間が開通しているので、1911年2月以降。

Berlin駅(現13番線のLiège駅)がまだ存在しないので、1914年よりも前。

Rue d’Allemagne駅があるので、1914年8月以降。

あれ??時期が合わなくなってきた。ドイツにゆかりのあるBerlin駅とRue d’Allemagne駅、この2つは第一次世界大戦後にできたはずなんだけど。

La Motte-Picquet駅(現La Montte-Picquet-Grenelle駅)があるので、1913年11月以前。

いよいよ混乱してきた。これ以上調べるのはやめよう。だいたい1914年あたりと考えればいい。

この地図は両面印刷で、裏側がこれまたかわいい。

観光名所のイラスト入りの、パリ地方全図。