大晦日の食事 | 2010

新年の挨拶の後に大晦日のことを書くのも変だけど、まあいいや。

ホタテのサモサ、マンゴーチャツネ添え。

ブリック(北アフリカ料理で使われる、大判の春巻きの皮のようなもの)の中に、軽く火を通したホタテ、フォアグラひとかけ、コリアンダーの葉を1枚。
三角形に巻いてオーブンで焼き色をつけ、熱いうちに手作りのマンゴーチャツネをつけて食べる。

4-5年前のELLE à Table誌の、クリスマス料理特集に掲載のレシピで、パーティーの際のうちの恒例メニューになっている。

花形リムの楕円形の大皿は、ブロカントで見つけたSarreguemine窯のもの。

前日にふと思いついて作ることにした、フォアグラ寿司。

熱したフライパンでフォアグラの両面をさっと焼き、醤油と蜂蜜とバルサミコ酢を同量で合わせて煮詰めたソースをかける。

フォアグラは焼くとあっという間に縮んでしまうので、大きめ、かつ厚めに切るべきということを学習した。

メインはウズラ、中に栗とワイルドライスを詰めてロースト。

先日のクリスマスの時に作ったのと同じようなソースに、ジロール茸を合わせたものを添えた。オーブンで焼いたニンジンとパネ(白ニンジン)が、甘くておいしい。

デザートには、これまたブロカントで買った脚つきの皿と、ガラスのクロッシュを使ってみる。

モントルグイユの老舗、Stohrerで買ったシブースト。
お昼ごろに行ったら大混雑だった。

フランス人は大晦日に友人同士で集まって派手なパーティーを開くので、準備も大変そうだ。

叫び声も大音量テクノも爆竹も聞こえず、鍋叩きもなく、例年になく静かな年越しだった。