Antonyでの収穫

土曜日のAntonyでの収穫。

1番奥と右手前にあるのは、料理レシピの本。イラストやレイアウトのセンスが面白い。

売り主の女性が結婚当時、贈り物としてもらったのだとか。
彼女の手書きの買い物メモやレシピの写しが挟んである。1966年発行。

大きな長方形が面取りされた白い皿は、肉屋がパテを載せていたものだろうとのこと。Montreuilで買ったOlidaの耐熱容器の仲間だ。
業務用の陶器なので、ごつごつと厚くてとても重たい、そこがいい。

長方形皿の上のハンドルつきの小鍋は、ソースの容れ物ではないかと言われた。
ニッケル製。

カクカクした薄いピンク色の砂糖入れ。出っ張った部分も多いのに、ここまで無傷な状態のものはめずらしい。

砂糖入れの後ろのガラスの瓶は、あまりの重さと厚さに目が離せなくなって購入。
わけのわからない理由だな。

ガラス製のドーム型のものは、チーズ皿の上に被せるクロシェ。
いつか欲しいとぼんやり思っていたら、突然ぽっと現れた。これも欠けなしの良い状態。

ジャム瓶がまた増える(パリ3区でも買ったのに)。
底が花形になっているデザインを選り好みした。手前の小さなのは、初めて見た大きさと形。気泡が山ほど入っていて、キラキラして綺麗。

1900年頃の木工内装職人が使っていた、真鍮製の折りたたみ定規。

親指の頭ほどの大きさの木のケースに入った、極小サイコロ。

アルミ製の薬箱。

こんなかさばるものを買ってどうするんだとツッコミつつ、連れ帰ってきたコンポティエ(果物用の脚つき皿)。

新品未使用のデッドストックもいいけれど、誰かにていねいに使われてきた物の放つオーラには負ける。「とっても大事にされてきたんですよ私は!」という顔をしている。東洋的なモチーフからして、ジャポニズムが流行った時代の品かな。

ラヴィエ(オードヴル皿)。
すでに1つ持っているものと同じ形の模様ちがいかと思っていたら、形も模様もちがった。

1 Comment

先日、何かのブロカントを探しておりましたらこちらのブログにたどり着いたものです。素敵なものがたくさんありますね。
こちらの写真に載っている柄物の表紙のレシピがとっても気になるのですが購入させていただくことなどはできるのでしょうか?ちなみに日本に住んでいるものです。

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