Saint-Maloの骨董屋で買ったもの | 2018/06

4年ぶりに、Saint-Maloへ小旅行。

電車のチケットは数ヶ月前に取ってあったのだが、復路がSNCFのストライキ予告の日に当たることが、のちに判明。
ほかの理由もあって一時はキャンセルを考えたものの、これを逃すと、海を見るという貴重なチャンスが遠のく。

復路と同じ曜日のストライキ下の運行状況を前もって観察していると、直行便の本数が減るだけで、レンヌで乗り継げばパリまで帰ってこられることに気づいた。

なんだ、帰れるなら別に座席がなくてもいいや(人気の観光地サン=マロで今さら海側の部屋の予約を取り直すのは難しいし)、と思っていたら、旅行の数日前にSNCFからSMSが。
予約済み復路便の、運行確定の通知だった。
やったー!!

着いてみたら寒いわ強風だわ雨だわで、パリの方がよっぽど好天だった。
されど、普段は見ることのない海を見て、波の音を聞き、ひたすら海岸を歩いたりするのは気持ち良かった。

カモメがグイグイと積極的に餌をねだりにくる。
食べていたフライドポテトを飛行中のカモメにかっさらわれた人も見た。
音もなく近づいてくるので、あれは避けようがない。

旧市街でのカフェ料金が、パリと同等かそれ以上なことに気づいて、軽く落ち込んだりもする。

レストランはおおむね安い印象だけれど、今回はほとんど利用していない(まだオフシーズン中なので、目当てのレストランのディナー営業が、金曜日から週末にかけてのみだった)。
入り江沿いを30分も歩くと、地方旅行に来た実感の湧く価格帯のカフェもある。

フォトギャラリーがうまく作れなかったので、いつものように画像を並べる。

旧市街を囲む城壁の上から望む路地。

水温10度あるかないかなのに、泳いでいる人がいた。
なんの修行か。

サン=マロ歴史博物館の展示物。
ビスケットの保存缶の文字がいい。

こちらは水の保存缶。

タラ漁の漁船の甲板作業の様子(ジオラマ展示)


海中を通るケーブルカー(むしろトラムと言うべきか?)のジオラマ展示。

博物館の屋上より

要塞が見える。
ちゃんと見えるように設計してあるんだな。

旧卸売市場。
今は常設市場として使われているんだったか(説明読まなかった)?

突堤からサン=マロをのぞむ

入江沿いを歩いて30分、ソリドール塔の上から見える景色。
船がカラフルで綺麗。

いかにも塔という雰囲気の、古いガラス窓。

ソリドール塔。
昼休みは閉館するので、午前中ギリギリに入って、駆け足で登って下りてきた。

船のお腹

今回は何度食べたか、ここでもガレット・コンプレット(ハム・卵・チーズ)。

大きな船がたくさん

どこに行こうと、文字がついた古いものに弱い。

4年前に何度か訪れていつも閉まっていたお店ではなく、別のアンティーク店を見つけたので入ってみた。

壁にかかっていたCul noirの、小さめの楕円皿を見せてもらう。

裏側の、釉薬が剥がれた表情が凄まじい。
老人の顔に刻まれた深い皺のような、静かな迫力をたたえている。
18世紀の品物で、Rouenの刻印入り。
絵付けも素朴で良いし、これはパリで買うよりはずっとお得だった。