パリ12区(Bd. de Reuilly)のブロカント | 2017/07

夏休みなので、少ない選択肢から半ば無理やり選んだ、12区のブロカント。

2年前に来た時は、プロ業者と地元住民が混じり合って出店する、大規模なバザーだった。今回訪れたのは、場所は同じでもプロ業者限定の出店。
買い物をしたのは、なんと6年ぶりらしい。

スタンド数20ほどの極小ブロカントなのに、しばらく探していた品がたて続けに見つかって、ATMを何度も往復する羽目になる。

パーツが揺れるタイプのイヤリング。
貝と石と金メッキの施されたパーツがバランス良く組まれていて、いくつか試着した中では、これがダントツに似合った。

揺れるタイプとは言え縦に長すぎず(やたら長いのは服に引っ掛けそうでいやだ)、重すぎず、色づかいも地味すぎず派手すぎず、作りもていねい。

1980年代にChristian Diorのアクセサリーを作っていたメーカーらしい(イヤリングを固定している金属製の器具は、昔の帽子店のディスプレイ什器)。

良いものが見つかってうれしい気分で先に進むと、またもやイヤリングに遭遇。
シャネルのクリップタイプのイヤリングで、1970年代ごろの品。

この後、知人のGが構えるスタンドで、フランス軍のTシャツのデッドストックを購入(写真なし)。現行品の女性用の小さなサイズは、めったに出回らないのでラッキーだった。

そしてその手触りといいシルエットといい、プチバトーを思い出すなと思ったら、フランス軍のTシャツは、そういえばプチバトーが製造していたのだった(今でも全部がそうなのかは知らない)。