パリ4区(Village Saint-Paul)のブロカント | 2017/07

4区で用事があったついでに寄ったブロカント。
1年半前にも同じような事を言っているな)

ばら売りのデザート用ナイフ(銀メッキ)を2本見つけた。19世紀末から20世紀初頭あたりに作られたものだと思う。
左に写っているのナイフの刃には老舗Ercuisの刻印が。現行品のLafayetteという名のシリーズに似た形の持ち手で、量感も重量もあるのに、持っている事を忘れるほど掌に馴染む。きっと、重心の位置が完璧なのだろう。手に取ると一瞬で自然に背筋が伸びるような、不思議な密度を湛えたナイフである。

銀メッキの厚みは基準の33ミクロンを大きく上回る63ミクロン(同じく老舗のChristofleよりも厚い)を誇るエルキューイ、古い品物なのに全く銀の剥離が見られない。刃は2本ともステンレス製。
感じのいい古いカトラリーは6本セットとか12本セットで売られることが多くてなかなか手が出ないのだが、良いのが見つかって嬉しい。