夫の誕生日とLaduréeのケーキ

南フランスに住む夫の従兄弟が、Tour de Franceの技術スタッフのアルバイトをしているというのは風の噂に聞いていた。パリに来るという連絡があったのが、夫の誕生日の前夜のこと。

最終日のゴール前に少し休憩時間があるらしいので、酷暑の中をコンコルド広場まで出向く。2年ぶりの再会で、ずいぶんと鍛えられて、たくましく変身した姿に驚いた。

音楽の話で盛り上がり、あっという間に1時間半。
駆け足で仕事に戻る様子が、若者らしくてさわやかだった。

コンコルド広場のすぐ近くだし、夫の誕生日のデザートはLaduréeで買おうとロワイヤル通りに行ったら、本店がピカピカに改装されていた。

夫の食べたモンブラン。私は昔から、AngélinaよりLaduréeのモンブランの方が好みだ。あっさりしている。Créil & Montereauのオクトゴナルのデザート皿が似合うな、ここのケーキは。

義母の選んだフレジエ。目を丸くしてあっという間に食べ終えてしまったので、美味しかったのだろう、きっと。味見をさせてもらうヒマはなかった。

私の食べた、ピスタチオのルリジューズ。野暮に感じるギリギリ手前でセーブされた、ピスタチオのクリームの濃さとボリュームが巧み。義母がピスタチオ好きなのでこっちを選ぶかなと思っていたのだが、ピンクの華やかな方を迷わず選んだので、なんか可愛らしい。

ちなみに肝心の料理はというと、鶏レバームース、塩鶏、豚の角煮、もやしのナムル風など。あんまり誕生日っぽくないメニュー。

2 Comments

めっちゃ好き!
昔、難波のアルションで同じようなお皿を見たことがあります。六角形で、ツブツブがかわいいですねぇ。

ゆみはんさん
アルション、懐かしい名前!

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